クリニャンクールの魅惑的な蚤の市

クリニャンクールの魅惑的な蚤の市

パリで蚤の市といえば、クリニャンクールの蚤の市(Marché aux Puces de Saint-Ouen)が一番知名度が高いかもしれません。

ユニークで魅力的なアンティークやヴィンテージ商品が集まる場所として、世界中のアンティーク愛好家にとっての聖地として知られています。

**場所とアクセス**

クリニャンクールの蚤の市は、サン=オノレ(Saint-Ouen)市場としても知られており、パリ市内から地下鉄(メトロ)4号線のポルト・ド・クリニャンクール(Porte de Clignancourt)駅からアクセス可能です。市場は土曜日と日曜日に開催され、数々の屋内と屋外のスペースで、幅広い商品が販売されています。

クリニャンクールの蚤の市(Marché aux Puces de Saint-Ouen)は非常に広大で、様々なエリアに分かれており、商品のカテゴリーごとに場所が異なります。以下に、主なエリアとそれぞれの特徴的な商品カテゴリーをご紹介します。

1. Marché Vernaison(マルシェ・ヴェルネゾン)

マルシェ・ヴェルネゾンは、クリニャンクールの蚤の市で最も古いエリアの1つで、アンティーク家具、時計、照明器具、ファッションアクセサリー、アート作品など、高級なアンティーク品が多く取り扱われています。このエリアは、本格的なアンティーク愛好家やコレクターに人気があります。

 

 それぞれの地区がちょっとした町のよう。

                                

       

   この地区の商品は値段も大きさもお土産にちょうどいいかも。

2. Marché Dauphine(マルシェ・ドーフィン)

マルシェ・ドーフィンは、ヴィンテージ衣料品、アクセサリー、ポスター、ヴィンテージのおもちゃ、レトロ雑貨など、幅広いヴィンテージ商品が並ぶエリアです。おしゃれな洋服やアクセサリーを探している人に向いています。

      

3. Marché Malik(マルシェ・マリク)

マルシェ・マリクは、エキゾチックなアンティークやアジアンアート、アフリカの工芸品、民族衣装、装飾品など、異国情熱を感じる商品が多いエリアです。異文化に興味がある人にとって魅力的な場所です。

4. Marché Biron(マルシェ・ビロン)

マルシェ・ビロンは、高級アンティーク家具、クリスタル、シルバーウェア、美術品などが取引されるエリアです。洗練された品々が並び、コレクターやデザイナーに人気があります。

5. Marché Paul Bert Serpette(マルシェ・ポール・ベル・セルペット)

マルシェ・ポール・ベル・セルペットは、アンティークジュエリー、アールデコのアイテム、美術品、ヴィンテージのファッションなど、高級な品々が集まるエリアです。一流のアンティークやアートに興味がある人に向いています。

各エリアは独自の特性を持ち、訪れる価値のある商品が豊富に揃っています。興味のあるカテゴリーに基づいてエリアを選ぶと、より充実した買い物体験ができるでしょう。

    

お城に飾るのか?というデコラティブな家具からモダンなヴィンテージまでいろいろ選べます。

 

**現地の雰囲気**

クリニャンクールの蚤の市は、多国籍な売り手と買い手で賑わっており、独特の雰囲気が漂っています。メトロ周辺はちょっと不安定な雰囲気を感じるかもしれません。お買い物中も、スリはどこにでもいますから気を付けましょう。アーティスト、コレクター、デザイナー、観光客が一堂に会し、古き良き時代の魅力に触れることができます。


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