値段交渉、慣れていないとやりにくいですよね。
怒られたらどうしよう。。って弱気になっちゃったりして。
ちょっと欲しいけど、値引きしてくれたら買っちゃうな、と私が思ったときに試してみる方法をお伝えします。
英語でもまあ大概イケると思います。
商品をじーっと見て、かなり悩んでいる風をする。
店の人もあなたに注目し始めます。見込み客として。
そこで、すみません、いくらですか、と聞いてみる。
値段を言われたら、すぐに返事せずに悩むふり。
そして、これは本当に素敵だ、惹かれます、などと欲しいものを褒める。
そこらへんから、向こうも商品の情報をくれたり、いかに珍しいかなどをセールストークしてきます。あんまり信じなくてもいいですが。
それでも悩んでいると、放っておかれるか、いくらなら買うんだ、とか聞いてくる。
聞かれたらシメたもの。
うーん半額なら出せるけど、と遠慮がちのふりをして半額で聞いてみる。
すると、それじゃ無理、と言われるか、40%引きくらいを提案してきます。
本当に欲しかったら、そこで手を打つ。
放っておかれるバーションだったら、欲しかったらこちらから声をかけて、
上記のような会話をしてみてください。
このとき、お財布の中には小さな額のお札や小銭があった方がいいかも。
もし小さなもので例えば3ユーロくらいで手打ちになったとして大きな額のお札しかなかったら
なんだあるんじゃん、
とちょっと微妙な空気になるかも。
心臓の強い方はそこらへん気にしなくてもいいですけどね。
こちらはお茶のお稽古の帰りに寄ったブロカントで一目ぼれ。
50ユーロを30ユーロにしてもらった案件です。
風炉の平点前をしている舞妓さんかな?全体の色調がとても上品だし、古いけれど綺麗です。お茶道具の並べ方も私が裏千家で習っているのと一緒。
たまにあれ?違うなというのがある中、これは親近感がわきます。
手に取って眺めていると
これ、普通に買おうと思うと買うと高いよ、でもここでなら50でもいい、とセールストークが始まりました。まだ迷っていると、いくらなら良いんだ、言ってみろ、ときました。そこで半額なら、、と提案。
この絵を売っていたおっちゃんはこれが茶道の一場面と分かっていない人だったので、もうちょっと下げられたかもしれません。
ちなみに、貞信、内田版とあり調べてみたところ明治から昭和中期に大阪で活躍した3代目長谷川貞信のようです。いつフランスに渡ってきたのかな?こうして作品を調べてみるのも探偵になったようで面白いです。
パリ5区のブロカントでした。