パリにあるオークションハウス、Hôtel Drouot (オテル ドルーオ)のご紹介です。
15 のオークション ルームを備えたオテル ドルーオは、フランスおよび国際美術市場の中心地です。
オークションハウスというとアンティーク業者の牙城のように感じますが、ドルーオ競売所は誰でも入れるし、アプリから誰でも競売に参加できます。買わずに見ているだけでも楽しいので、アンティーク好きさんなら、パリ旅行の日程に入れてみても面白いでしょう。
オークションの行われる前日までに内覧会が行われます。
今回は13世紀から17世紀くらいの七宝作品が沢山出ているとのことで、七宝職人でもある私は惹かれて内覧会を見に行きました。
内覧会では担当者に頼めば手に取って見ることもできます。買う気のあるらしき人はどんどん頼んでショーケースから出してもらっていました。
それぞれの商品には時代、技法、大体の価格など情報が紹介されています。
17世紀にリモージュ地方で発達したグリザイユ画法の絵画七宝
中世のイヤリング赤い七宝 13世紀 聖人の遺物を入れるピクシード
繊細なタッチの肖像画 17世紀 これは高額落札になったみたいです。
ルネサンス期のタイル お城や豪邸に使われていた
ほかのカテゴリーで内覧会場があったので寄ってみました。
撮影がうまくいっていなくて見にくいですが((-_-;) ジュエリー、時計も沢山。
実用的で、すごくお得に手に入るかも!
18-19世紀の絵画、家具。皆熱心に見ています。
さて、オークション当日。私はアプリからオークションのライブを覗いてみました。
どんどん値段が上がって、さらに値段を上げようと司会者が煽る煽る。
スマホからも参加できます。ちょっと遊びに参加してみるか、、と思ったけれど自分のが最終値段になっても買えないのでやめました(;^_^A。
スマホのアプリ画面のスクショです。予想落札額から一分も立たないうちにあーーーっという間に手の届かない値段に跳ね上がっていきます。そして、これ以上だれも値段を更新しないとみるとすぐにクローズ。次の品物が紹介され、、と延々と4-5時間続きます。体力と集中力勝負のように感じました。
他にも、現代美術品があったり、アンティークばかりではありません。
オークションを身近に感じられるドルーオ、あっという間に時間が経ってしまします。ぜひ寄ってみてください。